ドクロを可愛くデコレーションー死者の祭りー
こんにちは。けいこころです。
外国人との交流イベントに参加してきました。場所は福井県国際交流会館です。福井駅から歩いて15分ほどのところにあります。円形の建物で、一階部分はガラス張りになっています。写真は道をはさんで撮っていて、左に見える入口は南入り口です。この裏側に駐車場つきの正面入り口があり、車を乗り降りするには正面入り口が良いです。
国際交流会館は、平成8年(1996年)10月に開館し、国際交流事業を行っています。福井県の嶺北地方に住んでいる方は、パスポート申請のためにここに来ると思います。パスポートやイベント以外にも、会議室をかりることもできるようです。貸施設や各種設備については利用料金がかかります。嶺南には、福井県国際交流嶺南センターがあります。
その国際交流会館で行われたのがおちゃっとサロンです。県内に住む外国人とおしゃべりしようというイベントで、今年7月から始まりました。毎月2回、日曜日に外国人のゲストを呼んでいます。
今回はアメリカ人のクリストファーさんがゲストでした。ハロウィーンに似たラテンアメリカ諸国の祭り「死者の祭り(スペイン語でDia de los Muertos)」について話を聞いて、砂糖菓子にデコレーションをしました。死者というと怖い雰囲気がしますが死者の祭りは全く逆です。骸骨がポップな装いで飾られます。
クリストファーはアメリカの中でもメキシコに近いところの出身で、メキシコの文化が身近にあるようです。日本は島国で、そのなかでも福井は真ん中にあるからか外国の文化を強く感じることは少ないです。福井市と越前市はほかの市町村と比べて外国人が多いと聞きましたが、それでも少ないです。クリストファーはスペイン語を話すとも言っていました。
デコレーションは、砂糖を固めたものを土台にしました。骸骨をかたどった土台です。赤、青、黄、オレンジ、緑のアイシングが用意され、ジップロックに入れて角を切ってしぼります。アイシングは粉糖と水と着色料で作ったデコレーションによく使われるものです。大きく切るとアイシングの線が太くなりすぎるので、角はなるべく小さく切ります。
参加者それぞれにカラフルなドクロができました。アイシングで装飾していくのは、こういうデザインが苦手なわたしも夢中になりました。ギザギザやドットを使って自由に描いていきました。色が鮮やかだったのも、雨風に吹かれる館外と対照的で明るい雰囲気でした。
同じテーブルにいたのは福井商業高校(福商)の学生2人と主婦の方です。福商の二人のうちひとりは国際経済科に所属していて、卒業までには商業英検1級を取るようです。わたしが高校生だったころは、英会話がほとんどできなかったので感心していました。
主婦の方は、お子さんの手がかからなくなったら海外旅行に行きたいと言っていました。そのためにオンライン英会話をしているみたいです。わたしはネイティブキャンプというオンライン英会話を試して一カ月でやめましたね。本当は無料お試しだけのつもりだったのですが、解約の手続きをし忘れて一か月分余計に払いました。実質レッスンを受けたのは一週間でした。
全体では40代以上の方が多かったです。外国人との交流イベントなので、国際交流に興味がある学生が来るかと思っていました。学生は福井商業高校の二人と大学生のわたしだけでした。このイベント情報がネット上で見つけにくいからかもしれないですね。
国際交流会館のホームページには施設の説明やパスポート申請についての情報のみで、イベントのことは載っていません。おちゃっとサロンを知るには、フェイスブックを見るか、直接国際交流会館に足を運ぶかになります。
今回のおちゃっとサロンで死者の祭りを初めて知りました。ドクロを模した砂糖菓子を装飾していくのも楽しかったです。英語はそんなに話さなかったのですが、参加者同士で交流ができたのがよかったです。国際交流のために集まっているとはいえ、いろんな人がいろんな目的で動いているのを知れるのは面白いですね。
それでは、あなたに福がありますように。