福きたる福井

福井って何があるの??に答えます。福井に関心のある方の、ささやかなお手伝いになればと思っています。

養浩館庭園で庭カフェをしています

 こんにちは。けいこころです。

 

 養浩館庭園内で庭カフェのお手伝いをしてきました。注文を聞き、コーヒーやだんごを準備するのが手伝いの中心です。平日10時から16時に営業していて、おだんご一本とコーヒーのセットで400円です。

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庭カフェにかかっている看板。江戸町カフェが運営している。

 庭カフェは、養浩館近くにある江戸町カフェが出店しているおだんご屋さんです。江戸町カフェは、おだんご屋さんと地域のコミュニティーのたから保健室があります。だんご屋なのに名前が江戸町「カフェ」なのは、コーヒーを出すからだと思います。寒くなってきたので、熱いコーヒーもうれしいです。

 

 西門から入って奥の方にまっすぐ進むと、左側に開けた場所があります。東門からであれば、入って少し歩くと右手に見えます。普段は立ち入りできず飲食も禁止の場所なのですが、庭カフェ出店中は長イスを出していてくつろげるようになっています。

 

 養浩館庭園の庭や池を見ながら、おだんごを食べることができます。屋外なので開放感があり、来られた方もゆっくりされていました。11月中旬には紅葉の見ごろを迎え、より秋の季節を感じる庭園になるでしょう。わたしも紅葉が美しい時ににもう一度行きたいです。

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養浩館庭園。数寄屋造りの建物と池。

 養浩館とは、江戸時代初期から中期にかけて造られた庭園で、かつては福井藩松平家の別邸であった建物です。戦時の福井空襲で建物は焼失しますが、戦前の写真などをもとに庭園は復元されました。今では、当時と同じ視線の高さから庭を眺めることができます。詳しくはホームページをご覧ください。

養浩館庭園 ホームページ

http://fukuisan.jp/ja/yokokan/index.html

 

 わたしが養浩館に来るのは二回目です。初めて来たのは、中学一年生の社会見学でした。五人一班で福井市を探索し、福井城址と養浩館庭園を訪れたのを覚えています。養浩館庭園の周りが塀で囲われているのもあり、なかなか入口の門を見つけられませんでした。右か左かで揉めて、確か、常に成績が学年トップの天才君に従ってたどり着けました。今となっては、どっちに行っても入り口があるよと言ってあげたいですね。あれから来るのが初めてなので、10年ぶりに二回目の来園です。

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おだんごメニュー

 江戸町カフェで出しているおだんごのうち、庭カフェでは5種類を出しています。この日に出していたのは、みたらし、こしあん、さつまいも、のり、ごまくるみでした。みたらしとこしあんは甘さ控えめで優しい味です。わたしはごまの風味とクルミの食感が楽しめるごまくるみが好きです。味はあまじょっぱいです。コーヒーとも合いました。

 

 庭カフェも江戸町カフェも、有志のボランティアスタッフで成り立っています。ほとんどは養浩館がある宝永地区に住む方で、今回一緒に活動した二人も地元の方でした。わたしは、たまたま江戸町カフェに寄らせていただいたときにこうした活動を知って、今回お手伝いすることになりました。

 

 どんなところに出会いがあるかわかりません。おだんごや地域の活動に興味のある方は行ってみてくださいね。

 

 それでは、あなたに福がありますように。