丸岡城周辺を散歩
こんにちは。けいこころです。
丸岡城とその公園内にあるMARUOCAFE(まるおかふぇ)に行きました。公園にある池の鯉に癒されたいのと、改装後のカフェを見に行くのが目的です。あまりにも家にこもっているのは、精神的にも身体的にも健康ではありません。意識して外に出るようにしています。
曇りがかった空の下、丸岡城に向かいました。こじんまりしているうえ何度も来ているので、わたしにとっては日常の中にあるお城です。身近にあると、その魅力に気づきにくいですが。住むところを変えると、以前住んでいた場所の気づかなかった良さがわかってきます。改めて訪れて、再発見できることが多いですね。丸岡城はそんな存在の一つです。
丸岡城は日本最古の天守閣とも言われており、歴史のあるお城です。天正4年(1576年)に築城され、初代柴田勝豊(しばたかつとよ)から17代有馬道純(ありまみちずみ)までが城主をつとめました。今は観光地となっている場所に人が住んでいたことを思うと、不思議な気持ちがします。
公園内にはソメイヨシノが植えられています。丸岡城を別名霞ヶ城というのは、満開の桜が霞のように見えるからでしょうか。春になると美しい桜と、夜にはライトアップが楽しめます。わたしは、早朝の目の覚めるような空気の中を歩きながら桜を見るのが好きです。実際目が覚めますよ~。
入場料は大人450円、小中学生150円です。丸岡城、歴史民俗資料館、一筆啓上日本一短い手紙の館の共通入場券となっています。公園を散歩するのはタダです。
丸岡城については、こちらが参考になります。
http://kanko-sakai.com/feature/detail.php?id=3
丸岡城に行こうと思ったのは、公園内の鯉を見るためです。たまに行きたくなる心落ち着く場所ってありませんか。わたしは小さいころから変わらない鯉たちに郷愁を感じます(個体は変わっているかもしれないけど)。
丸岡城は別名霞ヶ城といわれ、城下にある公園は霞ヶ城公園といいます。公園内の木々は、紅葉が始まりつつあるといった様子でした(訪れたのは10月下旬でした)。
整備されている小径の先に池があります。この日は公園の奥にある噴水も水が出ていました。一通り公園を見回ってから池に向かいました。
池には20匹ほどの鯉がいます。近づくと餌をくれると勘違いするのか、散り散りだった鯉たちが寄ってきました。ひときわ大きい黒い鯉がいて、わたしは勝手に池のボスだと思っています。丸々として水面から背びれが出るさまは、黒くても(黒いからこそ?)存在感があります。
冬になると池の奥の方に囲われるので、近くでは見られなくなります。鯉を見るなら、冬になる前の秋か春になってからですね。春は桜も一緒に見られます。
MARUO CAFE(まるおかふぇ)は池に面した場所にあります。駐車場側の入り口と、池側の入り口があります。今年2017年に改装されたようです。
正式な店名は「まる桜花ふぇ」で、美しい桜と丸岡城下のカフェをかけています。地元民には「まるおかふぇ」で親しまれています。
この日は霞のお城セットをいただきました。饅頭と飲み物のセットです。飲み物はメニューの下にあるセットドリンクから選べます。わたしは歩き回って少し暑かったので、冷たいこしひかり玄米茶を頼みました。ホットにもできます。
ケーキセットが人気なようで、わたしが行った午後2時半にはケーキが全部売れていてありませんでした。ケーキが食べたい方は、昼前後か午前中に行くと確実かと思います。このときはクリーム大福もありませんでした。
こしひかり玄米茶は、知人がくれたお茶パックを飲んでから気に入っています。お茶の色はさわやかな緑色で、玄米の香ばしさがあります。
饅頭は表面にお城の焼き印が押してあります。だから霞のお城セットなのですね。中はこしあんが入っていて、生地はもちもちでした。温められていて美味しかったです。
鯉を見て饅頭食べただけでも心満たされる時間でした。福井は時間の流れ方が都会とは違う気がします。ゆったりしているというか、ぼけっと池を見ていてもいいと思えるのです。わたしが福井いいなと思うのはこの時間の流れ方ですね。
丸岡城に来るときは、忘れずに鯉も見てくださいね。
それでは、あなたに福がありますように。