福きたる福井

福井って何があるの??に答えます。福井に関心のある方の、ささやかなお手伝いになればと思っています。

「セレクトショップataWで財布を買う

 こんにちは。けいこころです。

 

 妹に財布を買いました。一カ月前から財布がほしいと聞いていて、探していました。かばんもそうですけど、財布って特に、気に入るデザインのものを見つけるのは大変です。それに福井ってどこで財布が買えるのかわからない。わたしの場合どこへ行っても何を買ったらいいかわからないんですが、福井だととくに、どこへ行けばいいかもわかりません(ただの無知からです)。

 

 オンラインショップも実際に手に取れないから不安、となります。わたしが妹の財布を買う義理はないのですが、納得のいく買い物をしたいだろうと思って気にかけていました。妹の財布の件はいったん保留になっていました。

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 そして昨日見つけました、いい財布。店は河和田の玄関口にあるataWというセレクトショップです。田んぼと古い家々が見える道路沿いに、やけにオシャレなショップがあったらそれです。カフェも併設されているようですが、今(2017年10月14日現在)はお休みしているそうです。レンタルスペースもあるようです。ザ・セレクトショップといった外観で、白と木材をを基調とし、ガラス張りの外装でした。RENEW(リニュー)イベント期間中ということもあり友人と行きました。

 

 財布ですが、わたしが一時期買おうと考えていた財布なんですよね。マクロマウロという名前です。大学の先輩が使っていて、その特徴的なデザインを見てマクロマウロだと教えてもらったのが最初です。この名前が全然覚えられなくて、「なんとかなんとか」って名前だったな、としか記憶にないからネットで調べてませんでした。

 ataWにマクロマウロの財布がおいてあるのを見たときは、まさかそこで出会うとは思っていなかったので驚きました。名前がわからないのもあってほぼ無言で心が躍ります。

 

 これが昨日のことで、今日は意を決して購入です。妹はコンパクトな二つ折りの財布がほしいと言っていたので二つ折りにしました。3種類店頭にあって、買うならこれ、というのは昨日の時点で決めていました。改めて手に取って中身も確認して、少し迷っているふりをして心を落ち着かせてから買いました。23,000円、税込みで24,800円の買い物ですから慎重になります。

 

 自分の買い物ではないのに、とても楽しい気持ちでした。人のものを選ぶのも、どんな反応をするか考えるから楽しいのでしょうね。お金はもらうのでプレゼントではないですが、喜んでくれるといいなぁ。

 

 それでは、あなたに福がありますように。

人口4300人の町河和田に、初日3000人来た

 こんにちは。けいこころです。

 想像以上でした。10月12日、平日曇り空の中、RENEW(リニュー)×大日本市鯖江博覧会の中心となっているうるしの里会館は賑わいました。中川政七商店期間限定ストアでは、開店と同時に多くのお客さんが来てくださって、お買い物を楽しんでいました。様子を見ていると朝から来ていたお客様は、政七の店舗を待っていました!という感じでした。政七のブランド力すごい、、と思った次第です。

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うるしの里会館(河和田)

 また今回来ている政七のスタッフの方は、本社やほかの店舗から来られた方なんですね。奈良、東京、岡山などで店長をしている人もスタッフの方で、接客の質が高いです!お客様への笑顔が自然で柔らかく、気持ちに寄り添うような接客をされます。例えば、商品を見ているお客様に話しかけて、お客様を工芸の魅力な世界に引き込んでしまうような。その自然さが、さすがです。私はそれに感心するばかりで、笑おうとするほど顔がぎこちないんです。。自分の顔を意識しすぎて、どんな顔をしていいかわからないっていう、あれですね。

 

 多くの来場者があった理由として、大きいのは中川政七商店社長の中川政七さんの講演会があったことですね。うるしの里会館から少し離れたところにある、河和田コミュニティセンター(通称コミセン)で行われました。参加は無料で、大ホールは後ろまで満席だったようです。そのあとに政七ストアに戻ってみると、政七さんの本が目に見えて売れてました。講演会効果ばっちりでした。

 

 初日の売り上げ目標も達成できました。店員目線になるくらい働くのが楽しいです。ただのボランティアスタッフなんですけどね。最近働くことが少なくて、ボランティアとして働くことで自分が役に立っているという、自己重要感みたいなのが満たされるのでしょうか。こじらせると面倒ですが、迷惑にならない程度にお手伝いしていきたいと思います。

 

 それだけ気持ちが入ってるのもあり、郷土玩具のネックレスを買ってしまいました。日本各地には郷土玩具という地域の伝統工芸品があります。これをフィギュアの海洋堂とコラボして、各都道府県ごとに郷土玩具を製作し、47種あるようです。わたしはだるまとヒツジがくっついた岐阜県の市原土人形がついたネックレスを買いました。

 

 イベントに関しては、全日程である4日間中川政七商店のショップでお手伝いする予定です。自分で売るものを身に付けるってささやかな楽しみです。さらに気持ちを高めてくれますしね。ネックレスだけではなくてブローチやキーホルダーもありました。

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福招き猫みくじ

 もう一つわたしが売り上げに貢献したのが(=購入したのが)「福招き猫みくじ」です。この名前がまさに今書いているブログ「福きたる福井」と合っていいですよね。これ思いついてテンション高めです。思わず買ってしまったものです。おみくじは吉でした。いいことがある・・・かも、だそうです。

 

 土日にかけて、来場者もさらに多くなるはずです。慌てずに、やるべきことを淡々とこなしていきましょう。

 

 それでは、あなたに福がありますように。

RENEW(リニュー)前日、品出し陳列のお手伝い

 こんにちは。けいこころです。

 朝8時半、JR武生駅で迎えの車を待ちます。今日から5日間、RENEW(リニュー)の総合案内所であり、わたしが主にお手伝いさせていただくうるしの里会館へは車で30分かかります。つつじバスというJR鯖江駅とうるしの里会館をむすぶバスと、土日のみ無料シャトルバスが運行しています。

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 2017年10月11日、開催前日である今日は、中川政七商店期間限定ストアでのお手伝いです(写真が作業途中の様子です)。「RENEW(リニュー)×大日本市鯖江博覧会」内のみで出店するので、期間限定ストアというわけです。前日に商品の品出し、陳列を済ませ、明日から4日間の開店です。

 中川政七商店とは、大日本市博覧会を主催する創業301年、老舗の麻織物のメーカーです。大日本市博覧会は、中川政七商店が創業300周年だった昨年に第一回を行い、合計三か所のものづくりの産地で成功を収めました。そんな長い歴史をもつ老舗も、戦後はほかの伝統工芸品の衰退とともに厳しい状況にありました。戦後30年で、伝統産業全体での売り上げは5分の1に、産業従事者も減っていきます。

 そんななか、13代目社長中川政七が「日本の工芸を元気にする!」と掲げ、全国の工芸産地と手を組み、大日本市博覧会をはじめたのです。工芸と出会い、学び、体験することを通して工芸の良さを発信していこうという取り組みです。また、13代目社長は書籍も出版されていて、工芸の未来についてとても考えられている方です。

 午前9時、わたしが会場であるうるしの里会館に到着したときは、明日から売られる商品たちが半分陳列棚、半分段ボール箱といった感じでした。これを出して、並べて、見栄えよくするのが本日の作業です。f:id:keikokoro_fuku:20171019165832j:plain

 かわいらしい商品を箱から出していくのは、それだけでなんだかわくわくして楽しかったです。見ていてほっと落ち着くんですよね。この猫みくじは、ひとつ買って家にあります。

 ハンカチやポーチの柄はどこか懐かしく、もって手に馴染みます。鹿や小花の柄をよく覚えています。懐かしいのに古臭くないのは、温かみがあり、ときにはっきりと主張する色使いのせいでしょうか。

 段ボールを空にして片付けていくのが楽しかったのもありますね。雑然としていた店内がすっきり片付いていくのは気持ちがいいものです。陳列もほとんどでき、本日の作業は終了です。

 お客様が商品を手に取っているのが想像できます。それくらいかわいらしくて目を引く工芸品ばかりでした。オンラインショップものぞいてみてくださいね。

中川政七商店 オンラインショップ

http://www.nakagawa-masashichi.jp/

 それでは、あなたに福がありますように。

RENEW(リニュー)×大日本市鯖江博覧会―ものづくりの祭典―

 こんにちは。けいこころです。

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 2017年10月12日から15日までの4日間、「RENEW(リニュー)×大日本市鯖江博覧会」というイベントが鯖江市河和田地区でありました。写真にあるのは、メイン会場であるうるしの里会館です。わたしはボランティアスタッフとして参加しました。

 イベント名が「RENEW(リニュー)×大日本市鯖江博覧会」ということで、これは河和田地区で開催3回目となるRENEWと、中川政七商店が昨年から始めた大日本市博覧会との共同になります。

 中川政七商店は、奈良を拠点とする創業301年の老舗麻布メーカーで、「日本の工芸を元気にする」を理念としています。全国に直営店をもち、吸水性と速乾性に優れた花ふきんを中心に多数の商品を展開しています。この花ふきんは2008年にグッドデザイン賞金賞を受賞しています。

 2011年、自社展示会を大日本市と名付けます。

 創業300周年となる昨年2016年に大日本市博覧会が開催され、今年は福井県鯖江市での実施です。昨年は全国5か所、東京、岩手、長崎、新潟、奈良で行われました。

 RENEW(リニュー)は鯖江市河和田地区で始まったもので、今年で3回目です。河和田地区は古くから眼鏡や漆器といったものづくりがある地域です。近年はこれらの工芸に注目した若者が県外から移住し、地域を巻き込んで新しい取り組みを始めています。RENEW(リニュー)も、河和田の若者がはじめたイベントです。

 期間中は工房を開放し、ものづくりの見学・体験も行っていました。うるしの里会館を中心とする河和田エリアでは、漆の漆琳堂、木工雑貨のHacoa、丸物木地のろくろ舎など徒歩圏内に工房が集まり、多くの人でにぎわいました。気になる方はホームページをご覧くださいね。

漆琳堂

http://shitsurindo.com/

Hacoa

http://www.hacoa.com/directstore/

ろくろ舎

http://rokurosha.jp/

 

 福井の素敵なもの、発信していきます。

 それでは、あなたに福がありますように。