中川政七商店のふきん
こんにちは。けいこころです。
RENEW(リニュー)×大日本市鯖江博覧会の最終日です。前日の品出しを含めて5日間、ボランティアとして中川政七商店のお手伝いをしました。来場者数は全体で3万人を超えたそうです。特に土日は家族連れが多かったですね。
参加したボランティアスタッフにはお土産があり、それがふきんでした。
もともと麻布のメーカーでもあり、花ふきんは中川の主力商品です。2008年度にはグッドデザイン賞金賞を受賞しています。麻のふきんも扱っていますが、ほとんどは綿100%の生地で吸水性と速乾性に優れています。奈良県の特産品で、蚊帳生地と呼ばれる目の粗い生地を重ねてふきんをつくっています。
蚊帳生地をかさねて縫うときには、機械ではなく人がミシンで縫っています。形が崩れないよう縫うためにのりづけされていて、「のり」を落とすために洗ってから使います。洗って何回か使ったふきんは一回り小さくなり、柔らかい触り心地でした。
大きさや色、模様が違う何種類ものふきんがあります。そのなかで今回頂いたのは、いろいろふきんという花柄のふきんです。梅と牡丹の柄で、紅梅色がかわいらしいです。台所にあるだけで、料理や片付けが楽しくなるような気持ちがします。
店内でも入口に入ってすぐ目の前の位置においていました。そのほっとする色合いから、手に取るお客様が多かったように思います。花ふきんについては、ツバキやヤマブキなど鮮やかな色のほか、すみれ、あじさい、さくらといった優しい色も存在感を放ちます。
お土産は全部でふきんと手ぬぐい、ハンカチを一枚ずつ頂きました。家に帰って一人で開けて見て、10分ほど喜びました。一人で10分喜ぶってあまりありません。今回は5日間の記憶や一緒に働いたスタッフの方を思い出していたのもあって、喜びもひとしおだったのです。
短い間でしたが、ありがとうございました。
それでは、あなたに福がありますように。